大学DXのセキュリティ対策|学生の個人情報を守る予約システムRESERVA

大学DXのセキュリティ対策|学生の個人情報を守る予約システムRESERVA

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社会全体でデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが推進されている近年では、サイバー攻撃による被害が増加しています。そのため、多くの個人情報を保有している大学は、DX化を推進する際に十分なセキュリティ対策を講じることが求められます。

本記事では、大学のセキュリティ対策に効果的な予約システムであるRESERVAについて詳しく説明します。

DXとは

DXは、デジタル技術を活用して組織の運営やサービスを根本から変革する取り組みです。DXのプロセスでは、古い手法やシステムを見直し、最新のデジタル技術を活用して業務の効率化や利便性の向上を目指します。近年、DXはさまざまな業界で推進されており、教育機関においても講義や研究、運営など、多くの場面で活用されています。

大学におけるDX化の重要性

文部科学省(文科省)は、「大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ(Scheem-D)」や 「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」などのDX推進プロジェクトを遂行しており、多くの大学がデジタル化を進めています。DX化の取り組みは、大学や学内の施設ごとに違い、AIによる授業選択の提案や関連する講義・ワークショップのオンライン開催など、多種多様です。DX化を推進して学内環境を整備することで、教育の質の向上につなげられます。

大学における予約システムの導入メリット

DX化のなかでも、特に有効なのが予約システムの導入です。ここでは、大学における予約システムの導入メリットについて解説します。

円滑な自動受付

予約システムは自動で対応をするため、24時間365日、人為的ミスの発生しない予約受付が可能になります。予約が殺到しても、大学の予約受付業務には全く影響がありません。職員は電話対応に追われることもなく、他の業務に集中して取り組めます。

学生の利用履歴の一元化

学生による利用履歴は、予約システムに自動で蓄積されます。予約情報の書き込みに手間をかける必要もなく、資料がかさばることもありません。職員は、必要な時に必要な情報を即座に取り出すことが可能です。また、職員同士の情報共有も円滑化します。口頭での内容伝達や手渡しで学生の利用履歴を渡す必要がなく、電子上で学生情報の共有が可能です。

人員の削減

予約管理を自動化することで、電話予約を受け付けるために必要だった人員を削減できます。人員を削減することで、これまで要していた人件費を大学の運営費に充てることができ、より充実した教育サービスの実現につなげられます。

サイバーセキュリティ上の脅威の増大

近年、サイバーセキュリィティ上の脅威が増大しており、予約システムの導入による個人情報流出のリスクが高まっています。厚生労働省は、2023年に情報通信に関する現状を記載した「令和5年版地方財政白書」を公表しました。この資料によると、NICTが運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)が、2022年に観測したサイバー攻撃関連通信数は約5,226億パケットであり、2015年の約632億パケットと比較して8.3倍となりました。

画像引用元:厚生労働省「令和5年版地方財政白書

サイバーセキュリティ上の脅威の増大は、大学がDXを推進する上での大きな障壁となっています。 特に、予約システムは多くの学生の個人情報を抱えることになります。そのため、予約システムを導入する際は、セキュリティ対策が充実しているかどうかを確認することが大切です。

セキュリティ対策に有用な予約システムの特徴

セキュリティ対策に有用な予約システムの特徴は以下の通りです。

SSLへの対応

SSLは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。SSL対応で暗号化された情報は、ランダムな文字列に変換されるため、第三者からの盗み見やデータ改ざん、なりすましを防ぎます。

予約システムにおけるSSLへの対応は、情報漏洩のリスクを効果的に軽減し、ユーザーのプライバシーを保護するために不可欠な要素です。

ISO/IEC規格の所得

ISO(International Organization for Standardization、国際標準化機構)は、スイスのジュネーブにある非政府機関です。ISOは、国際的に通用する規格を制定する活動を行っており、ISOが制定した規格をISO規格といいます。

IEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)は、電気や電子に関する国際規格を標準化する団体です。情報技術などの一部の分野において、ISOとIECが共同で開発した規格もいくつか存在します。

特に、組織の品質や環境に関する管理の仕組みについての国際規格をマネジメント規格といいます。組織が保有する情報に対するリスクを適切に管理するための規格を取得したシステムを利用することで、より安全で信頼性のある大学の運営につなげられます。以下の2つは情報システムに関する規格の例です。

ISO/IEC 27001

ISO/IEC 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する規格です。この規格は、以下の3つの要素をバランスよくマネジメントし、情報を有効活用し安全に管理する仕組みを示しています。

・情報の機密性(許可された人だけが情報を確認できること)

・完全性(情報を改ざんなどされず、正しい状態に維持されること)

・可用性(許可された人がいつでも情報を閲覧できること)

ISO/IEC 27017

ISO/IEC 27017は、情報セキュリティ全体の規格であるISO27001を強化する、クラウドサービスに関する情報セキュリティ管理のガイドライン規格です。この規格に認証されているシステムは、クラウドサービスセキュリティに関して堅実に取り組んでいるシステムであると判断できます。

大学の予約にはRESERVA

画像引用元: RESERVA公式サイト

はじめてDXを導入する人も、DX導入経験のある人にも、おすすめできる予約システムとして、RESERVA(レゼルバ)を紹介します。

RESERVAは、28万社以上が利用する業界トップクラスの予約管理システムです。350以上の業種に対応しており、国公立大学、私立大学などでも数多く導入されています。この予約システムは、サービス提供(スタッフあり・なし)、施設、宿泊施設、スクール・アクティビティ、イベント・セミナーといった6つの予約タイプに対応しているため、大学のあらゆる場面に最適な形で利用可能です。セキュリティ対策としては、ISO/IEC 27001ISO/IEC 27017を取得しており、SSLに対応しています。

予約システムの導入におすすめのRESERVAの詳細はこちらをご覧ください。

まとめ

大学DXの中でも予約システムの導入は特に有用な施策です。大学が予約システムを導入する際は、セキュリティ対策に有効な機能が充実しているかを確認することが大切です。RESERVAは、セキュリティ対策が充実している上に、大学のさまざまなサービスに対応できる機能を数多く搭載しています。

大学のDXを推進する上で、予約システムの導入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

RESERVA.acでは、今後も大学DXに関する学び、挑戦を取り上げていきます。

予約システムで、ビジネスを効率化

RESERVA.acは、大学向けのクラウド予約システム。国立大学、学校法人における導入実績は240以上。講義予約、オープンキャンパス予約、証明書発行窓口予約など様々なシーンで導入されています。