大学は授業や研究だけでなく、公開講座やギャラリートーク、ワークショップといった多岐にわたる“文化イベント”を開催しています。これらのイベントは、教育と文化の豊かな資源を活用して地域社会との結びつきを深めるとともに、一般市民に学びの機会を提供することに寄与しています。しかし、イベントを成功させるためには効率的な運営が欠かせません。
ここで重要となるのが予約システムの導入です。適切な予約システムを利用することで、大学は事前に参加者数を把握し、計画的なイベント運営を実現できます。特に予約システム「RESERVA」にはQRコード発行機能や抽選機能などが備わっているため、運営を高度に効率化することができます。
本記事では、大学が文化イベントを開催するうえでどのようなメリットがあるのか、またRESERVAがイベントの成功にどう寄与するかを詳しく解説します。さらに、RESERVAを導入している大学の事例を紹介し、具体的に掘り下げます。
大学が文化イベントを行うメリット
地域社会との連携強化
大学が主催する文化イベントは、地域社会とつながりを深めることを可能にします。地元企業やスポーツチームなどと協力して共同イベントを企画することで、互いのリソースを有効活用し、地域活性化に貢献できます。
文化イベントは、大学が地域社会に対して開かれた場所として機能し、教育や文化の豊かな資源を地域住民と共有するよい機会となります。
学外の人々への学びの機会提供
大学が主催する文化イベントは、学外の人々に教育の機会を広げる手段となります。高校生が大学の研究に触れることで関心を深められる一方で、退職後のシニア層がこれまで知らなかった知識を得るきっかけにもなります。公開講座、ワークショップ、展示会など、さまざまな形式で提供されるこれらのプログラムは参加者に多角的な視点を提供し、生涯学習の促進に寄与します。
大学の魅力向上
文化イベントは、大学のブランドイメージを向上させる効果があります。美術のギャラリートークや科学の公開実験、伝統芸能のイベントなどを通じて、大学の行う活動の多様性を示すことが可能です。
これらのイベントは、大学進学を目指す高校生やその家族の関心を惹きます。イベントが提供するユニークな学びの場は大学に対してポジティブな印象を与え、入学試験の際には応募者数を増やす効果が見込まれます。
予約システム「RESERVA」 で、文化イベント運営がよりスムーズに
文化イベントの運営において予約システムを導入することは、ただ効率化する以上の意味があります。 デジタル化が進む現代では、顧客の期待はますます高まり、迅速かつかんたんにアクセス可能なサービスが求められています。予約システムを導入することで、これらのニーズに効果的に応えることができます。さらに、顧客データの収集と分析を通じて、サービスの質を継続的に改善し、競争力のある市場での立ち位置を強化することが可能です。
RESERVA(レゼルバ)は、導入数28万社を誇る、予約システムシェア国内トップクラスのクラウド型予約管理システムです。業界・業種問わずあらゆるビジネスに対応しており、350種類以上の業態でRESERVAが利用されています。アカウント発行から予約システム作成完了まで最短3分で、永久無料で使えるフリープランもあるため、導入コストを低くしたい・使用感を確かめてから導入したいといった大学の担当者の方にもおすすめです。
文化イベントの運営に最適なRESERVAの詳細は、こちらをご覧ください。
文化イベントに向いているRESERVAの機能
抽選機能
大学が主催する文化イベントでは、参加者が多い場合や席に限りがある場合、公平性を保つために抽選が必要になることがあります。RESERVAの抽選機能は、抽選申込から抽選処理、結果通知までを一貫して行うことができるため、煩雑になりがちな選定作業が自動化されます。
もし定員割れが生じた場合でも、追加の予約を先着順で受け付ける設定に変更することが可能なため、当日の空席が少なくなりやすいです。
・抽選機能(スクールタイプ・イベントタイプ)についてはこちら:人気イベントやレッスンの申込に自動抽選機能を活用して、抽選申込から当選通知までワンストップで完結させよう!
QRコード発行
大学が主催する文化イベントは、参加者が多く受付業務に時間がかかる傾向にあります。RESERVAのQRコード発行機能は、この問題を解決します。
この機能は予約が確定すると、自動的にQRコードを生成します。参加者はコードをイベント当日に持参して入場時にスキャンするだけで、チェックインを迅速に完了できます。この方法により、大勢の人々が参加するイベントでも入場の列を大幅に短縮することが可能です。
・QRコード発行についてはこちら:QRコード発行機能で来場入場処理を自動化!
多言語設定機能
大学が主催する文化イベントは国内外の多くの参加者を集めるため、さまざまな言語で情報を提供することが求められます。そのニーズに応えるうえで、RESERVAの多言語設定機能は非常に役立ちます。この機能を使えば、予約サイトの主要な文言を英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、タイ語に翻訳することができます。これにより言語の壁が減り、さまざまな国の参加者がスムーズに予約可能です。
・多言語設定についてはこちら:多言語設定で海外客の予約受付に対応!
文化イベントにRESERVAを導入している大学の事例
早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)
早稲田大学が運営する国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、村上春樹作品や執筆関係資料、インタビュー記事・作品の書評、海外で翻訳された書籍など、村上春樹に関係する資料を収集している資料館です。館内には資料室だけではなくギャラリーラウンジもあり、定期的にイベントが行われています。
イベントの予約サイトは、施設の館内・外観を撮影した画像が掲載されており、文学館を訪れたことがない人でもその魅力を感じ取ることができるよう工夫されています。
産業能率大学
産業能率大学は、湘南キャンパスのある伊勢原市がホームタウンであるサッカーチーム「湘南ベルマーレ」と提携し、2004年度から多様な活動を行っています。その一環として、幼稚園の児童とその親を対象とした「動きづくり教室」を月一回程度開催しています。
予約サイトのメニュー欄では、イベントの日時、講師、持ち物、開催場所のアクセス方法などが記載されており、サイト訪問者が事前に確認して申し込みができる仕様になっています。また、予約を2日前まで受け付けているため、スケジュールが直前まで空いているかわからない人でも参加しやすいです。
秋田県立大学
参考:秋田県立大学公式サイト
秋田県立大学は、理数系科目に関心がある県内の高校生を対象に「ハイレベル講座」を定期的に開催しています。この講座では、生徒たちが数学や統計学、生物、化学などの分野を深く学び、大学での授業や研究を一足先に体験する機会を得ることができます。
これらのプログラムは、参加する高校生に大学での学びを理解してもらうことに加え、秋田県立大学への進学を検討している学生を増やすための効果的なPR活動としても機能しています。
予約サイトでは、講座が行われる秋田キャンパスの場所がGoogle Mapとして表示されています。これにより、大学を訪れたことがない人でもかんたんにアクセス方法を確認できます。
まとめ
本記事では、大学が文化イベントを開催することのメリット、さらにイベントの成功に欠かせない予約システムRESERVAについて詳しく掘り下げました。文化イベントの運営方法に悩んでいる大学の担当者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。