ゼミ・講座

講義にデジタル技術を活用することで、よりスマートな大学運営を実現

全学部のゼミ・講座にデジタル技術を活用

近年では日本各地の大学のゼミ・講座をスマート化、IT化、デジタル化する動きが盛んです。デジタル技術を活用すれば、学生同士や教員と学生の間で即座に情報を共有することが可能となります。授業中の教材・資料共有が容易になり、質問や意見をすぐに交換することもできます。例えば法政大学では全学共通のGoogleドライブが整備され、研究室、ゼミでのドキュメント等の共有のために利用されています。リアルタイムな情報共有は、学習の効率化や円滑なコミュニケーションを実現する重要な要素となります。

昨今では新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、ZoomやMicrosoft Teamsなどを用いたオンラインでの授業やゼミが一般的になりました。きっかけは感染症の拡大防止でしたが、結果としてデジタル技術の活用が大きく促進されました。さらに地理的な制約が無くなった結果、全国の大学でオンラインでの国際交流が盛んになっています。オンラインコミュニケーションシステムでは多言語対応が進んでいるため、参加する学生は従来以上に国際的な視点を獲得できます。AIやVRなどの新しい技術を学習環境に取り入れる動きも活発なので、 今後はより効果的な授業運営が実現できます。

講座やゼミにおけるDX化の実行方法に注意

デジタル技術は便利である一方、情報漏洩やシステム障害などのリスクがあり、知識不足のまま導入すると重大な事故につながります。ゼミ・講座をDX化する第一歩として、学生のデジタルリテラシー向上に努めることは急務となっています。また、対面発表とは異なる特徴があるオンラインでのプレゼン発表についても指導が必要です。そのような内容を教育する講座やプログラムなどの開設が求められています。

ゼミ・講座のDXプロジェクトの多くで導入されている代表例が、予約管理システム 「RESERVA.ac」 です。予約制の講座を運用する場合、本システムを導入すると、予約受付、予約者の管理がスムーズになるほか、Zoom連携機能を使用したオンライン開催の講座にも対応しています。SaaSシステムとしてあらかじめ必要な機能は十分揃っており、また専属のコンサルタントが在籍しサポート体制が充実しているのも特徴です。 参加者の学生側、大学の担当者、教授側双方の負担を大きく軽減するためにも、大学でクラウドシステムの導入が推奨されています。