大学のカウンセリングルームでは、学生のメンタルヘルス支援やキャリア相談、学業面のフォローアップなど、多岐にわたる業務が行われています。しかし、予約の重複、相談履歴の整理、学生からの問い合わせ対応など、職員の業務負担は増加傾向にあります。こうした課題を解決するために注目されているのが、クラウド型予約システムの導入です。
予約システムRESERVA(レゼルバ)は、大学・教育機関向けに特化した機能を多数搭載しており、学生対応の効率化と相談体制の強化を同時に実現できます。本記事では、大学のカウンセリングルーム運営者が抱える課題を、導入前の疑問から運用改善までQ&A形式で解説します。

大学カウンセリングルーム運営の基本と導入準備
Q1. カウンセリングルームに予約システムを導入する目的は何ですか?
Answer:予約システムの導入目的は、予約業務を自動化し、学生と職員双方の負担を軽減することです。
大学のカウンセリングルームでは、学生からの予約やキャンセルの対応に多くの時間が費やされています。予約システムを導入することで、学生が24時間オンラインで面談予約を行えるようになり、職員は受付対応やスケジュール調整の手間を削減できます。また、システム上で予約状況を一元管理できるため、相談枠の見落としや二重予約といったトラブルも防止できます。さらに、導入によって職員が学生対応に集中できる環境を整え、相談の質を向上させる効果が期待されます。
おすすめの予約システムについてはこちら:カウンセリングルームのための予約システム
Q2. 学生情報を扱ううえでセキュリティ面は問題ありませんか?
Answer:RESERVAでは、情報漏えいを防ぐ高度なセキュリティ対策が施されています。
カウンセリング業務では、個人情報や心理面に関するセンシティブなデータを扱うため、システムの安全性は極めて重要です。RESERVAは通信内容を暗号化するSSL対応をはじめ、アクセス権限の制限や不正ログイン防止機能を標準搭載しています。さらに、IPアドレス制限や二要素認証にも対応しており、大学ネットワーク環境でも安心して利用可能です。これにより、学生情報を適切に保護しつつ、運営者が安心してデジタル化を進められる環境が整います。
RESERVAのセキュリティ対策についてはこちら:RESERVA予約システムのセキュリティ対策・個人情報保護への取り組みについて
Q3. 予約システムの導入コストはどの程度かかりますか?
Answer:RESERVAは、無料で利用を開始できるクラウド型予約システムです。
| 料金プラン | 対象者 | 月間予約件数 | 利用できる機能数 | 年払い | 月払い |
|---|---|---|---|---|---|
| フリー | 初めての方 | 50件 | 44 | 0円 | 0円 |
| ブルー | 予約受付件数を増やしたい方 | 200件 | 45 | 3,850円/月 46,200円/年 | 5,500円 |
| シルバー | 広告を非表示にしたい方 | 500件 | 54 | 6,600円/月 79,200円/年 | 8,800円 |
| ゴールド | 効率化・自動化を促進したい方 | 1,000件 | 84 | 13,200円/月 158,400円/年 | 17,600円 |
| エンタープライズ | 大規模に運用したい方 | 2,000件 | 111 | 23,100円/月 277,200円/年 | 30,800円 |
| スイート | さらに高機能をお求めの方 | 4,000件 | 119 | 46,200円/月 554,400円/年 | 61,600円 |
大学や教育機関ではコストを抑えながら効率化を進めることが求められます。RESERVAには、永久無料で利用できるフリープランがあり、初期費用をかけずに導入を試すことが可能です。必要に応じて有料プランに切り替えれば、より高度な分析や通知機能を活用でき、運営規模に応じた柔軟な運用が行えます。まずは無料プランで運用を開始し、利用状況に合わせて上位プランへ移行する方法が推奨されます。
料金プランについて詳しくはこちら:RESERVA料金プランページ
Q4. 導入後、職員が操作を覚えるまでにどのくらい時間がかかりますか?
Answer:直感的な操作設計により、短期間で運用を開始できます。

RESERVAはノーコードで設定が可能なため、専門知識がなくてもかんたんに操作できます。メニューやカレンダー設定もドラッグ&ドロップで編集でき、マニュアルを読まなくても感覚的に使える設計です。また、大学向けのサポートサイトや動画チュートリアルが充実しており、導入初期の学習コストを抑えられます。職員間でマニュアル共有も容易なため、数日以内にシステム運用を軌道に乗せることが可能です。
・RESERVA公式YouTubeはこちら:【公式】RESERVA予約システム
・RESERVA操作マニュアルはこちら:RESERVA予約 操作マニュアル
・RESERVA相談会はこちら:RESERVA相談会
Q5. 導入初期に必要な準備や設定項目には何がありますか?
Answer:相談内容や担当者スケジュールなど、大学の運営形態に合わせた設定が必要です。
導入時は、相談メニュー(心理相談、キャリア相談など)の登録、担当カウンセラーの勤務時間設定、学生情報の入力項目設定などを行います。これらは管理画面からかんたんに編集でき、大学の運営ポリシーに応じた柔軟な設定が可能です。加えて、学生ポータルサイトや大学ホームページに予約ページを埋め込むことで、学内からのアクセス導線をスムーズに整えられます。これにより、導入初期から学生が直感的に利用できる体制を構築できます。
サンプルサイトはこちら:RESERVAオンライン相談サンプルサイト
予約受付・スケジュール調整の効率化
Q6. 担当カウンセラーごとの予約枠を自動で調整できますか?
Answer:大学のカウンセリングルームにおすすめのサービス提供タイプ(スタッフ指名あり)をご利用の場合、職員ごとの予定を一元管理できます。
大学のカウンセリングでは、担当職員ごとに予約枠を分ける必要があります。本システムの担当者スケジュール表機能を利用すると、担当者別の空き枠を一元的に管理できます。学生が特定の相談員を選択して予約できるため、運営側は調整の手間を削減できます。職員の勤務形態やシフトに応じて柔軟に設定できる点も、大きな利点です。
Q7. 当日の空き状況を学生が確認できる仕組みはありますか?
Answer:当日の残席・空きコマを自動表示し、即時予約に直結させられます。

直前の相談希望が多い大学環境では、空き枠の見える化が来室機会のロスを防ぎます。予約サイト上に当日分の可用性を公開するには、残席数表示機能を使って面談枠ごとの残り数を表示します。結果として、電話照会の件数が減り、職員は当日の受付・誘導に注力できます。
Q8. 面談予約のリマインド通知を自動で送ることは可能ですか?
Answer:予約リマインドメール機能を設定することで、面談前日・当日など任意のタイミングで自動リマインドを送信できます。

無断キャンセルや時間誤認は、混雑期の大学現場で致命的なオペレーション負荷になります。本システムの予約リマインドメール機能を用いると、送信時刻・文面を設定し、面談場所やオンラインURL、持参物の注意点まで事前周知できます。来室型・オンライン型を混在運用する場合でも、予約メニュー単位でテンプレートを切り分けることで伝達ミスを抑制可能です。結果として当日稼働が安定し、連絡の往復にかけていた時間を学生支援へ再配分できます。
Q9. 面談のキャンセルをオンラインで受け付けられますか?
Answer:学生からの自己キャンセルを受け付け、運営側での再配置も即時反映できます。

本システムには予約キャンセル機能があり、予約者自身でオンラインから予約変更とキャンセル手続きが可能です。予約者と管理者の双方に自動通知が送られるため、伝達漏れの心配がありません。開枠は即座に残席へ反映されるため、空きコマを残さず再充填できます。効率的に枠を再利用できる点も運営上の大きな利点です。さらに事前カード決済機能を利用の場合、キャンセル料を設定することで、直前の無断欠席を抑止する効果も期待できます。
相談記録の安全管理と個別対応の最適化
Q10. 学生ごとに相談履歴を残して継続的に支援できますか?
Answer:はい、カルテ機能を使うことで、学生ごとの相談内容を記録し、継続的な支援に活用できます。

予約システムRESERVAのカルテ機能では、面談ごとに相談内容や対応方針、今後確認すべき点などを記録できます。記録は学生単位で時系列に一覧表示されるため、これまでの経緯を素早く把握できます。さらに、テキストメモだけでなく、画像や添付情報も登録できるため、経過の変化や注意事項も具体的に残せます。これにより、担当カウンセラーが変わった場合でも、背景や支援状況を踏まえた引き継ぎが可能となり、面談の質を安定的に維持できます。
Q11. カウンセラー間で学生情報を適切に共有することはできますか?
Answer:サブ管理者設定機能を使うことで、役職や担当範囲に応じて学生情報を安全に共有できます。

大学のカウンセリングルームでは、複数のカウンセラーが学生支援に関わるため、必要な情報を共有しつつ、個人情報の取り扱いを厳密に管理する体制が欠かせません。RESERVAのサブ管理者設定機能を活用すると、管理者が職員ごとに「閲覧権限」「編集権限」「予約管理権限」などを細かく設定できます。これにより、責任者やスーパーバイザーは全データを確認できる一方、非常勤カウンセラーや研修担当者は担当メニューのみを閲覧可能とする運用が可能です。
Q12. 面談前に学生から事前アンケートを収集することは可能ですか?
Answer:予約時アンケート機能により、予約動線にアンケートを組み込み、必要な情報を予約時に取得できます。
カウンセリングを効率的に進めるためには、事前に学生から必要情報を収集することが不可欠です。予約時アンケート機能を設定することで、相談内容の概要や確認事項をオンラインで取得できます。これにより、来室後の記入作業を省略でき、当日の流れがスムーズになります。職員は必要書類や対応準備をあらかじめ整えられ、当日の業務を効率化できます。さらに、蓄積されたアンケートデータを分析することで、学生のニーズに即した運営改善にもつながります。
利便性向上とデータ活用による運営改善
Q13. 面談データを分析して運営改善に活かす方法はありますか?
Answer:予約データ分析機能により、予約や相談履歴を集計・分析し、業務改善の根拠データとして活用できます。

本システムの予約データ分析機能では、面談件数や時間帯別の利用傾向、相談内容のカテゴリ別統計を可視化できます。これにより、相談件数が集中する時期や曜日を把握し、職員配置や面談時間を最適化することが可能です。分析結果はグラフとして出力できるため、学内報告書や学生支援会議での共有資料としても有用です。加えて、学部別・年度別の比較を行うことで、長期的な学生支援の傾向を定量的に評価できます。
Q14. 利用状況や満足度を定期的に可視化できますか?
Answer:面談後アンケートで満足度を定点観測し、改善指針をデータで導き出せます。

面談終了後に自動送信できる顧客満足度調査機能を活用すると、回答結果を自動集計し、月別や日別、メニュー単位で傾向を確認できます。匿名化にも対応しているため、学生が安心して回答でき、実態を正確に把握できます。さらに、定期レポートを作成することで、相談体制の課題を早期に検出し、面談品質向上や環境改善の取り組みへとつなげられます。アンケート設問は、大学のポリシーに合わせて自由に設計可能です。
Q15. 学生への案内やイベント情報を一斉に届けることはできますか?
Answer:メルマガ配信機能を利用することで、学生へのお知らせやイベント案内を一斉に配信できます。

大学のカウンセリングルームでは、メンタルヘルス週間、キャリアセミナー、就職相談会など、学生に向けた各種イベント情報をタイムリーに伝えることが求められます。RESERVAには、登録者へメールを一括送信できるメルマガ配信機能が搭載されており、イベント案内や注意喚起などを自動で配信することが可能です。文面や配信日時を事前に設定しておけば、業務時間外でも自動的に送信され、学生に確実に情報が届きます。
大学職員の業務効率化には、RESERVAが最適

RESERVAは、累計導入数35万社を誇る、予約システムシェア国内トップクラスのクラウド型予約管理システムです。業界・業種問わずあらゆるビジネスに対応しており、350種類以上の業態でRESERVAが利用されています。アカウント発行から予約システム作成完了まで最短3分で、永久無料で使えるフリープランもあるため、導入コストを低くしたい、または使用感を確かめてから導入したいといった大学職員の方にもおすすめです。
RESERVAは、予約受付や顧客管理、決済、集客を一元化するシステムで、大学運営における業務負担を大幅に減らします。また、予約受付を自動化するため、学生は24時間いつでも申し込みでき、大学側は開室時間内に電話が集中するのを防げます。
まとめ
大学のカウンセリングルームでは、学生の多様な悩みに応えるため、業務効率と相談品質の両立が求められています。RESERVAの導入により、予約受付や記録管理が自動化され、職員の事務負担が大幅に軽減されます。さらに、分析機能を通じて相談データを定量的に把握し、学生支援施策の改善につなげることができます。
また、24時間予約受付やオンラインリマインドなどの仕組みにより、学生の利便性も向上します。これらの仕組みは、学生が気軽に相談できる環境づくりを促進し、大学全体のDX推進を支える基盤となります。RESERVAを活用することで、大学のカウンセリング業務はよりスマートで、学生一人ひとりに寄り添う体制へと進化します。



