大学の学習サポートをより効果的に|予約システムの導入によるDX化

大学の学習サポートをより効果的に|予約システムの導入によるDX化

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大学生が学生生活を円滑に送る上で不可欠な学習サポートは、大学の学習支援センターで利用することができます。学習支援センターでは、学生に対する特定の科目の個別指導や学業計画のアドバイス、カウンセリングやメンタルヘルスサポートなど、多くの支援を受けることが可能です。しかし、そんな学習支援センターの多くは、繁忙期の学生の殺到や予約受付での混乱など運営上の課題を抱えています。

本記事では、学習支援センターにおける課題への解決策として、予約システムの導入が非常に有効であることを説明します。

大学の学習サポートとは

チュータリング

多くの大学では、特定の科目やトピックで困難を抱える学生に対して個別指導を行う、チュータリングプログラムが提供されています。チューターは同じ大学の学生が担当する場合が多いです。そのため、チュータリングでは、教えることを通して、チューターも学習者がともに成長できる機会を得ることができます。

アカデミックアドバイザー

大学に存在するアカデミックアドバイザーの役割は、学生の進捗状況をモニタリングし、カリキュラム選択や学業計画のアドバイスを行うことです。アドバイザーは、学生それぞれに一人ずつ割り当てられており、入学から卒業まで指導します。

また、大学によっては、留学生のためだけの「留学生アドバイザー」が存在します。留学生アドバイザーの役割は、通常のアカデミックアドバイザーの学業計画に対するアドバイスだけではありません。ビザや国内および海外への旅行についての手続きなど、留学生特有のさまざまな問題について幅広くアドバイスをしてくれます。

カウンセリングとメンタルヘルスサポート

学生生活や職場における不安や悩み、対人関係やメンタルヘルスなどに関することについて、カウンセラーは心理学的立場から、医師は精神医学的立場から相談に応じます。高校とは異なり、自分の意志で決める事柄が多くなる大学では、学生のさまざまな相談に乗ってくれる窓口が不可欠です。大学のサポートによって保たれる健康なメンタル状態は、学生が学業や生活において成功するための基盤となります。

学習支援センターの課題

多方面へも学習サポートを実施するために、多くの大学は、大学内に学習支援センターを設置しています。ここでは、大学の学習支援センターを運営する上で、解決すべき課題を明らかにします。

繁忙期の学生の殺到

学習支援センターには、学生が殺到する時期や時間帯が存在します。授業の終了後やレポート課題が出された後、試験直前の時期などのタイミングで、個別指導を求める学生は多いです。学習支援センターは、学生の殺到でスタッフが十分に対応できなくなることを防ぐ必要があります。

予約受付でのミス

学習支援センターの予約受付を電話や対面でスタッフが行う場合、人為的ミスを完全に防ぐことはできません。聞き間違いや書き間違いにより、ダブルブッキングや予約漏れが発生する可能性があります。特に繁忙期の学習支援センターでは、そういった事態を引き起こすリスクは高いです。

学生の利用履歴の煩雑さ

学生はそれぞれ違った学習サポートを使用するため、学習支援センターの利用履歴は煩雑なものとなります。そのため、学生の利用履歴の整理には、スタッフが多大な労力を要します。また、学生の過去の利用履歴が十分に整理されていない場合、学習支援センターは学生に対して個別のニーズや進捗に合わせた最適な支援が行いにくくなります。

予約システムの導入による課題解決

予約システムを導入することで、学習支援センターの運営上の課題を解決することができます。

繁忙期に影響を受けない自動受付

予約システムは自動で対応をするため、24時間365日、人為的ミスの発生しない予約受付が可能になります。繁忙期で予約者が殺到しても、受付業務には全く影響がありません。受付スタッフは電話対応に追われることもなく、他の業務に集中して取り組めます。業務に余裕ができることは、学生への支援の質も向上にも効果的です。

学生の利用履歴の一元化

学習支援センターの煩雑な利用履歴も、予約システムだと自動で蓄積されます。書き込みに手間をかける必要もなく、資料がかさばることもありません。必要な時に必要な情報を、即座に取り出すことができます。また、スタッフ間の情報共有のハードル低下にも効果があります。口頭での内容伝達や手渡しで学生の利用履歴を渡す必要がなく、電子上で学生情報の共有が可能です。

人員削減

予約管理を自動化することで、今まで電話予約を受けるために必要だった人員を削減できます。人員を削減することで、これまでかかっていた人件費はセンターの運営費に回せます。そうすることでサービスを充実させられるため、さらに質が高い学習支援の実現につなげられます。

学習サポートのデジタル化に成功した大学の事例

大阪産業大学

参考:大阪産業大学 公式サイト

選考に使われていた便利な予約ページ:https://reserva.be/studysupport

大阪産業大学の学習支援センターでは、大学での専門的な学習の前提となる数学や英語、物理などの基礎科目を中心に、学期中の月曜日から金曜日まで、チューターが在室し学習に関する相談や指導を行っています。また、曜日によっては、簿記や留学生向けの日本語指導に対応したチューターも在室します。

予約サイトでは、チュータリングに希望する科目と担当教師を選択することが可能で、予約が空いている時間帯を一目で確認することが可能です。

東京外国語大学

参考:東京外国語大学 公式サイト

選考に使われていた便利な予約ページ:https://reserva.be/tufselc

東京外国語大学には、英語学習支援センター(English Leaning Center)が設置されており、英語学習の総合的サポートが提供されています。多彩な英語学習プログラムの提供と、多面的能力評価を実施しており、学部や専攻する言語を問わず、全学部生が参加できます。

スピーキングやライティングのサポートを受け付けている予約サイト内では、学習支援に関する最新のお知らせも見ることが可能です。

東京都立大学

参考:東京都立大学 公式サイト

選考に使われていた便利な予約ページ:https://reserva.be/tmuaws2017

東京都立大学で提供されている、日本語アカデミック・ライティング支援では、日本語で書かれたレポートや論文などについて、大学院生のスタッフと1対1で話しながら、文章を改善する方法を一緒に考え、改善していきます。

予約を確定させると確認メールが届くので、 学生は当日まで安心して待つことができます。

大学の学習サポートの予約にはRESERVA

画像引用元:RESERVA公式サイト

大学の効率的な学習サポートには、予約システムの存在が欠かせません。特に業界最大級の予約システムであるRESERVAは、はじめて予約システムを導入する大学でもかんたんに利用できる点が特徴です。シンプルで直感的に操作できる画面と、学習支援センターの予約にも適した機能によって、学生と教員、どちらも使いやすいシステムになっています。RESERVAの多言語設定機能は、日本語を含めた6か国語に対応しており、留学生への予約受付も自動化できます。また、多くの外部連携機能も備えており、Googleカレンダー連携機能は、予約情報がGoogleカレンダーに自動で反映されるため、学生のスケジューリングの負担を減らします。このように、大学による学習サポートをより効率的かつ持続可能にするためには、RESERVAを導入することが効果的です。

大学の学習サポートを効率的にする予約システムRESERVAの詳細はこちらからご覧ください。

まとめ

学習支援センターにおける学習のサポートは、大学生にとって必要不可欠な存在です。そんな学習支援センターの抱える課題は、予約システムを導入することで、解決することができます。特にRESERVAは、操作性が高く、学習支援センターの予約に適した機能が充実しているため、オススメの予約システムです。

RESERVA.acでは、大学のDX化に関する事例を今後も取り上げていきます。

予約システムで、ビジネスを効率化

RESERVA.acは、大学向けのクラウド予約システム。国立大学、学校法人における導入実績は240以上。講義予約、オープンキャンパス予約、証明書発行窓口予約など様々なシーンで導入されています。